言うことを聞かない部下にどう指導すればいいか
上司というのは、本当に気疲れの多いお仕事だと思います・・。
時には言うことを聞かない部下がいたり、何か注意すれば、陰口を言われたりすることも、もしかしたらあるかも知れません。
でもそういう役職に就かれたというのは、それだけのお力があると会社が認めたということだと思います。
言うことを聞かない部下がもしいたら、どうしたらいいのでしょう・・・?
勿論、本当にその気がない人というのもいると思います。そういう方に対しては、悩むよりも、ご自分の上司にご相談されるのが良いのかも知れません。
しかし、そうでなければ、まだまだやることはあるのかも知れません。
「やってみせ、言ってきかせて」・・・の続き
山本五十六の有名な言葉に
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
(山本五十六)
・・・という名言があります。
人を動かすには、やって見せて、言って聞かせて、させてみる。その上で評価してあげなければならない・・・大変なことですが、人はただ言って聞かせても、言うことを聞かない・・・ということなのだと思います。
ただ、この言葉には続きがあります。それは、
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」(山本五十六)
人を育てること、指導するのに大切なことは、本当は何か特殊なこと、難しい技術よりも、「愛情」だったりするのかも・・・知れません。
部下に対しては母親のような気持ちで見守り、支え、教える・・・そんなことが必要だというお話を以前にお聞きしたことがあります。
勿論、そんなことは簡単にできることではないと思います。でも、そんな思いが本当の意味で部下を育てる時には必要なのかも・・・知れません。
与えないと返ってこない
部下はどんな上司の言うことを聞くかと言うと・・・それはきっと、自分に与えてくれる上司・・・ということになるのだと思うんです。
もらったから、返したくなる・・・人ってそういうものだと思います。
決して、ただ、やれと言っても人は動きたくないものだと思います。
だけど、自分のことを見守ってくれた上司、自分を信じて、支えてくれる人のことなら話を聞こうと思うし、その人の言うことなら・・・と思うのではないでしょうか。
だとしたら、まずは部下に対して与えてみる、投げかけてみるということが大切なのかも知れません。
それで返ってくるかどうかはわかりません・・。でも、1つ言えるのは、投げかけなければ返ってこない・・・ということではないかなと思うんです。
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