職場に気の合う人がいないと悩んだら
職場に気の合う人がいると、仕事も楽しくなったり、ちょっと嫌なことがあっても相談できたり、仕事終わりに飲みに行けたりと良いこともあるかも・・・知れません。
でも、実際にはそうではないことの方が多いのかも・・知れません。
人間関係はすべての場所でうまくいかなくてもいい
人間関係というのは、自分で選べることは限られていて、特に職場ではどんな人と一緒に働くか・・・ということを選べません。
どんな人と親戚になるかを自分は選べないように・・。そういう自分には選択肢が殆どない人間関係って生きている中では結構あるように思います。
そして、そういう自分に選択肢のない人間関係で悩んでしまうことって案外多いのではないかなと・・・思うんです。
好きなもの同士、同じ興味や関心を持った者同士が集まったグループでさえ、トラブルがあります、なのに考え方も価値観も全く違う人達が集まった人間関係ではどうしても摩擦が生まれてしまうものだと・・・思います。
人には色々な人間関係があります。家庭、職場、友人とのサークル、親戚、近所・・・いくつもある人間関係ですが、自分で選べるものは案外限られていて・・・。
だから、僕はすべての人間関係がうまくいく・・・なんてことはむしろ稀なことではないかなと・・思うんです。
家庭ではうまくいっているけど、職場では今一・・・ということもあって。
どこかがうまくいかなければ、どこかがうまくいくこともあるかも知れません。
気の合う友達がプライベートでいる人でも、職場ではそういう人間関係が築けていない・・・ということもあるかも、知れません。
だけど、すべての人間関係でうまくいく必要はないのかなと・・・僕はそんな風に思ったりします。
少なくともそう考えていれば、どこかの人間関係であまり思うような関係が築けなくても落ち込むことも少なくなってゆくように思うんです。
職場で気が合う人がいないことがあっても、そこで落ち込むよりも、他の場所でそういう関係を作ろうと考えて、割り切ってしまうことも1つの方法だと思うんです。
職場には職場モード
僕は数ある人間関係の中でも、特に職場の人間関係においては、割り切った付き合いと言いましょうか、 そんな「ビジネスライク」な付き合い方も時には必要になってくるのではないかなと・・・思っています。
そんなことを言うと冷たいと言われてしまいそうです・・。
以前の僕はそうは思っていませんでした。プライベートと職場の境界線が曖昧というか・・・、割り切って付き合うことに躊躇する自分がいました。
でも、職場は、みんなが「働いてお金をいただく」という1つの目的を持って集まった場所で、その目的で集まった人達が自分と気が合ったり、考え方や価値観が似ている・・・ということの方が珍しいことなのかも・・・知れません。
だとしたら、働いてお金をいただくために、ある程度のことは割り切ってしまう、それはつまり、ビジネスライクに振る舞うということですが、そうすることで、本来の目的を見失うこともなくなると・・・思ったんです。
職場には素の自分ではなくて、職場モードの自分でいることも自分を守ることになるのかなと僕は思っています。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。